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山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



Cyprus Sunshine Cup #1 – Voroklini, Larnaca

山本選手はタイでのトレーニング・キャンプを終えて、新シーズン最初のレースとしてキプロスのクラス1大会に参加しました。シーズン最初の大会レポートをどうぞ。

■2011年シーズンの開幕戦を走り終えた。昨年と同じ流れだ。
今年の初レースとあって、どうもレース感が研ぎ澄ませれてはいないが、ワクワク感とやってやる感は、しっかりと感じながらスタートラインにいた。
新たな自転車やパーツ、ウエアにヘルメット、サングラス、すべてが新鮮だ。
今年からルール変更があり、競技時間が1時間30分~1時間45分で1周回も短めでテクニカルにしないといけないと言うルールになった。
去年とは少しコースが変更になっているが、大きな変更はなくコースに対して不安はなかった。スタートはUCIランキング順で5番目にコールされた。

1列目からのスタートだったのでスタートは難なくいいポジションでスタートした。が、そこからのポジション取りに大きなパワーを使うことになり、うまく身体を動かせなかったので後退していった。前に行きたいと思うが、踏めなかった、もどかしさ、まだインターバルトレーニングを行っていなかったからと言う事も響いていると感じる。
今年初のレースともあって、スタッフとのフィードゾーンでの連携も練習していかなければならない事もあった。
4周回目までは、身体にキレはないものの、レースはしていたが、ラスト2周回はパッタリと身体が止まってしまった。でも、やっぱりレースでしか感じられない身体への負荷や思い、身体の使い方。これだよね!これ!
レースをこなしていくことで僕は成長できるのだと感じた。

初戦、どういう走りができるのか僕自身もわからなかったので、今回の結果は結果として、身体の使い方を重視して次のステップへ繋げていかなければならないと思う。レース直後は、何か気持ちが悔しさでいっぱいになったが、この気持ちが出てきてくれた僕に、来週の期待感が出来て、やる気が湧いてきた、こんな所で走っているようでは、日本の皆に期待されないで終ってしまう。毎日、少しの成長で良いので、成長を感じながら過して行こうと思う。

今年が始まった!レースレポートを書く日々も始まった。
今年も応援よろしくお願いいたします!!


Cyprus Sunshine Cup #1 – Voroklini, Larnaca
男子:
1 AUT19800308 KARL MARKT FELT OTZTAL X-BIONIC 1:49:35,108
2 SWE19850504 EMIL LINDGREN RABOBANK GIANT OFFROAD TEAM 1:49:55,420
3 SUI19870718 FABIAN GIGER RABOBANK GIANT OFFROAD TEAM 1:50:22,592
24 JPN19850820 KOHEI YAMAMOTO ANCHOR 1:56:09,535


バイク:ANCHOR XIS9
コンポーネンツ:SHIMANO XTR
フォーク:SR SUNTOUR AXON 100mm
ハンドル:OnebyESU
ステム:OnebyESU
シートポスト:OnebyESU
サングラス:OAKLEY Radar
ヘルメット: Kabuto Redimos
ウエア:Wave One
インナー:CRAFT
インソール:ERGOMOTION 友永さん特注
サプリメン:SAVASレース中ボトル Savas Sports Water,
補給 Savas PIT INリキッド,レース後 Savas Power Amino2500 6粒

大会サイト
山本幸平
チームブリヂストン・アンカー 北海道出身 1985生まれ 2010全日本チャンピオン(男子エリート・クロスカントリー)

警視庁の自転車安全利用五則です。 ルールを守って正しく乗りましょう!! bicycle_B3jpg用