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街では左側通行-山では許可された場所を走ろう!
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Land Access:フィールドに入る前に

●マウンテンバイクを楽しく、安全に乗車するために

最近、山、林道、ハイキング道でのマウンテンバイク利用者が急増しています。しかし、こうした場所や道は、ハイカー、登山者、ピクニックを楽しむ人や、作業を行っている方なども非常に多く、マウンテンバイカーのマナーが問われています。ゴミを捨てない、木々を傷つけないなどはもとより、人と出会ったら「減速・降車」そして「あいさつ」など、同じフィールドを共有して楽しむ仲間同士のマナーに気をつけたり、お互いを思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。また、道でも車馬の通行が禁止されているところ、所有者等により入山が禁止されている所などもあります。アメリカでもマウンテンバイカーが急増したときに同じ問題が生じ、マウンテンバイクの乗り入れが禁止になった地域もあります。
日本マウンテンバイク協会では、これらのマナーをまとめたフィールドコードを発表し、提案しています。愛好者一人ひとりのマナーと気配りで社会的な理解を得られることが、自分たちのフィールドを守っていくための早道となるでしょう。
協会では、この「フィールド・コード」の使用をマウンテンバイク関連メーカーや企業、大会関係者等にお願いしています。これは、カタログや、大会プログラム、ステッカーなどに「フィールド・コード」を掲載してもらう運動です。
この運動にご賛同いただける団体や企業などございましたら、こちらをご覧ください。また不明な点は遠慮無く協会事務局までご連絡ください。

MTB Field Code

MTB Field Code

現在かかえている問題には下記のようなものがあります。

[warning]●自然環境に対して
マウンテンバイクと自然環境の問題です。
マウンテンバイクの走行が元で、過負荷による山のトレールなどが破壊されたり、生息していた動植物に悪い影響を与える場合があります。[/warning]

[warning]●他の活動者(スポーツ、レクリエーション、仕事など)に対して
マウンテンバイカーと、同じフィールドでの活動者(林業従事者、ハイカー、登山者、山岳スポーツ、自然愛好者、山林管理者、など)との問題です。
マウンテンバイカーが山に入り込むことで、他の人に迷惑となったり、事故やトラブルが訴訟問題にまで発展する場合もあります。[/warning]

[warning]●所有者、管理者に対して
あなたの走っている所は、誰のもの?
一般に走行が認められているところですか?いわゆる生活道路などですか?または、車両の通行が禁止されている場所ではないですか?
あなたの走っている道には所有者がいるかもしれません。常にそれを意識することが大切です。
そのほか、規制されている場合にはその理由などを考える必要もあります。[/warning]

IMBA 国際マウンテンバイク協会では、次のような活動をマウンテンバイク・ファン、クラブに提唱しています。
[tip]・山でのルールやマナーの厳守
・管理者などへのコンタクト(マウンテンバイクという自転車を知ってもらう。)
・他の活動者とのコンタクト(共存の道を探る)
・マウンテンバイカーとしての活動(トレイル保全活動や地域活動)[/tip]

日本でも、次のような活動をしています。
[tip]・ゴミ拾いツーリング・イベントなどを通じてマウンテンバイカーも同じ自然を楽しみ、参画していることのアピール。
・日本マウンテンバイク協会公認インストラクターによるパトロール。
・環境委員会によるシンポジウムの開催。(活動報告や今後の活動についての議論など)
・そのほか:
山道についての話: 東京西多摩と群馬県で行っている道普請、クリーンライドなどについて
[/tip]
・国内に於いての主な活動経緯

1987年10月 日本マウンテンバイク協会(JMA)設立
1985年頃 アメリカ・カリフォルニア州などでMTBのトレイル閉鎖が増加し問題となる。
IMBA 国際協会が設立。各地のトレイル開放を支援するシステム作りに着手。
JMAがIMBAとのコンタクトにより資料を受けて国内での活動について検討
1989年 第1回のシンポジウムを環境委員会により東京都新宿区にて開催。十分な結論が出なかったが、まず、マナーの浸透を図る活動を行うこととした。
「たのしいやまみち」というマナーなどをまとめた標語的なものを掲出。その後ウオーターボトル、カタログ、ステッカーなどを企業の協力を受けて作製、配布した。
1991年6月 「Mt.Fujiミーティング」というイベントを従来のダウンヒル・ツーリング・イベントからツーリングおよびコンベンションとして環境問題の訴求を実施。以降同イベント内で自然関係者をパネラーに招いてシンポジウムを実施。
IMBAの活動によりアメリカ各地のトレイルが開放されてきたこと、あわせてパトローラ制度などで地域に密着した活動を実施していることが紹介される。
1996年9月 UCI世界マウンテンバイク選手権大会(オーストラリア)においてIMBAが活動を各国に紹介。日本の連絡先としてJMAを登録。
1998年12月 環境委員会にワーキンググループを設定して活動を開始
(財)日本レクリエーション協会を主体にJMAも参加する[自然活動ネットワーク]を構成,研究活動開始。その後、(財)自然保護協会、(財)日本野鳥の会などのメンバーと共にマウンテンバイクを体験。マウンテンバイクを使用した自然体験のモデルケースなどを研究。
1999年5月 「グリーンフォーラム」として国立オリンピック記念青少年総合センター、シマノRe-Ex大会などでシンポジウムを開催。以降、毎年実施。
協会ホームページに環境関係情報収集サイトとして掲示板を設置。
1999年 IMBAが実施しているパトロール制度、NMBPを日本でもJMA公認インストラクターが認可されて活動を開始。
2002年4月 直接的な実践活動として東京都多摩地区でのクリーンライド(ごみひろいツーリング)などを開始。

IMBA 国際マウンテンバイク協会 英文ですが様々な報告書や資料もあります。

 

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